兵庫県立工業技術センターは、中小企業を支える開かれたものづくり技術支援機関として、中小企業のニーズを的確に把握し、具体的な成果につながる技術支援を行うとともに、戦略的な研究開発や技術の高度化を支援することによりものづくり産業の競争力強化をめざします。
中小企業のものづくりの様々なステージにおける技術課題の解決を支援するため、技術相談に対応しながら専門的な立場から技術指導を行い、共同研究、プロジェクト研究等につなげることにより、中小企業のニーズに応える「技術の駆け込み寺」としての役割を果たしていきます。
中小企業の新分野進出や競争力のある技術開発を効果的に進めるため、高度先端機器を有する地域企業に開かれた「ものづくり技術の支援機関」として機能強化し、限られた研究資源を有効に活用しながらものづくり基盤技術の高度化や成長分野につながる戦略的な研究開発を支援します。
中小企業の多様なニーズに応じた研究開発を効率的に推進するため、これまで培ってきた技術支援のノウハウや大学・試験研究機関・産業支援機関とのネットワークを活用し、産学官共同による創造的な技術開発を通じてものづくり産業の競争力強化を支援します。
1.中小企業のニーズに対応した成果志向型の技術支援の強化
中小企業が抱える課題やニーズを的確に把握し、ものづくりの様々なステージにおける技術支援を強化するため、ワンストップ体制による技術相談体制の強化や支援メニューの充実を図り、現場の技術的課題の解決等につながる成果志向を強めた技術支援を推進します。
2.ものづくり産業の競争力強化をめざした戦略的な研究開発の推進
高度なものづくり基盤技術を活かした高付加価値製品の開発、地域発のイノベーション創出、産地ブランドの確立などをめざした研究開発を推進し、ものづくり産業の競争力の強化に寄与します。
3.技術の高度化に対応した開放型の研究開発施設の整備
高度なニーズに対応できる先端研究機器や産学連携・交流機能を有する新研究棟(技術交流館(仮称))を平成24年度にリニューアル整備し、開放型の研究開発施設(オープンラボ)による技術高度化支援の機能開発を図ります。
4.広域的な産学官連携の推進
企業との共同研究や企業、大学とのプロジェクト研究など産学の連携を一層強化します。さらに、関西広域連合における広域産業振興の取組みとして、各府県の公設試験研究機関の連携を強化します。
5.効率的・効果的な運営体制・運営手法の徹底
限られた人員や予算などの研究資源のより効果的な活用を進めるとともに、組織の改編等を通じて効率的・効果的な運営体制・運営手法の見直しに努めます。